

携帯の契約でややこしいのがこの更新月システム。いわゆる2年縛りってやつですね。
まま子さんのように、いざ解約をしようと思った時に「解約には1万円かかりますね」と言われ、びっくりしたことがある人も多いのではないでしょうか。
私も、昔乗り換えに2万円ほどかかってしまったことがあります。今思えば、あの2万円は知識さえあれば、避けられたもので、それを考えるたびにモヤモヤします(笑)
今回は、SoftBankの更新月システムを徹底分析。きちんとした知識があれば、無駄なお金が発生することもありません。
実はソフトバンクは、2020年現在誰でも違約金は0円で解約できるんです。
しっかり理解することで、賢く節約する方法を伝授します!
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結論:新プランに移行済みならいつでも無料で解約できる!端末代金の残債にのみ注意
まず始めに知っておきたいのは、ソフトバンクは2019年10月以降に開始された新プランなら契約期間なし・違約金0円で解約できることです。

「でも9月までに契約した人には関係ない話でしょ?」と思ったかもしれませんが…実は旧プランユーザーは契約解除料なしで新プランに切り替えられるんです。
つまりソフトバンクユーザーは誰でも、新プランへの切り替えさえしておけば、手続きをした翌月(新プランの適用月)以降いつでも違約金は0円になるんです。
ただ…現在ソフトバンクでスマートフォンを分割購入している方は、解約時に端末代金の残債がかかります。
「端末代金がどのくらい残っているか」は、引き続き他社へ乗り換える際の注意点となりますのでご注意ください。また、端末自体はほとんどの格安SIMでそのまま使えるので、そのまま乗り換えれば乗り換え後に新しく端末代金がかかることはありません。

ソフトバンク旧プランの更新月の考え方
まずは参考情報として、旧プランユーザーにおける契約更新月の考え方をかんたんにまとめます。
新プランは最低利用期間・違約金なしなので、旧プランユーザーは新プランに無料移行してしまえば、ここから解説する説明はスルーしてしまって大丈夫です。
→新プランで乗り換えにベストタイミングを見極める!(記事内をジャンプします)
- ソフトバンクの締め日の考え方
- 2年縛りのカウントの仕方
- マイソフトバンクでの更新月の確認方法
- ソフトバンクの解除料の考え方
- 正しい解除料の確認方法
- 乗り換えにベストなタイミングの考え方

大手携帯会社では、ほとんどの契約が2年契約となっています。
SoftBankの旧プラン(~2019年9月)でも、2年の契約後に3ヶ月の更新期間が設けられ、その後また2年の契約が自動で更新される仕組みでした。
そして旧プランでは、2年の契約期間中に解約をすると解除料10,260円が発生。更新期間中であれば、この解除料は発生しません。
ただ、この更新月システムいくつかの落とし穴があるんです。それでは1つ1つ丁寧にみていきましょう。
ソフトバンクには締め日が3種類=旧プランは何日から更新月かが人によって異なる
SoftBankの契約でややこしいのは締め日です。
SoftBankでは、請求の1サイクルが人によって異なります。パターンは以下の3通りです。
- 11日から翌月10日まで(例)7/11-8/10 → 10群
- 21日から翌月20日まで(例)7/21-8/20 → 20群
- 1日から同月30日/31日まで(例)8/1-8/31 → 30群
ちなみに、昔からソフトバンクを使っている人は30群のことが多く、最近ソフトバンクとの契約を始めた人は20群のことが多いです。


その通りです。例えば7月から更新月と言っても、それが7月1日からなのか、11日からなのか、はたまた20日からなのかは、人によって異なるのです。
カウントのスタートは2年縛り付きのプランに加入した時から
2つ目はカウントのスタートの時期についてです。以前機種変更したタイミングから、と理解している人が多いようですが、これ、実は間違いなんです。
更新月のカウントは、2年縛りのプラン(ほとんどの方が加入している通常のプラン)に加入したタイミングからスタートになります。
例えば、5年前から2年縛りプランに加入している人は、よほど特別な手続きを踏んでいない限り、10年前からカウントがスタートし、2年→2ヶ月→2年という順番で回っています。


この図を見てもらうとわかるように、2年ごとにきちんと機種変更をしていない限り、機種代金の支払いが終了するタイミングと、更新月が一緒になることはありません。
「そろそろこの携帯も2年使ったら、今月更新月に違いないわ!」とソフトバンクショップに行くと、更新月は過ぎていた/まだだったなんてことはよくあります。逆に、更新月に乗り換えようとしても、機種代金がまだ残っていたという話もよくあります。

カウントがずれる時がある
それに加えて、ややこしいのが、契約期間のカウントを停止する手続きがあるということです。
代表的なのが、電話番号・メールアドレスお預かりサービス。大変便利なサービスではあるのですが、利用期間中は契約期間のカウントが止まり、更新月が後ろにずれます。

以上3つが、ソフトバンクの更新月の考え方に関する注意点です。1つ1つしっかり確認しましょう!
ポイント
- 締め日は3種類あり、それによって更新月の開始日・終了日は異なる
- 契約期間のカウントは2年縛りのプランに加入した時からスタートし、機種代金の支払い終了時期と異なる場合がある
- 電話番号・メールアドレスお預かりサービスを利用すると、更新月が利用した月の分だけずれる
結論:My SoftBankできちんと確認するべき!

出典:SoftBank公式サイト(https://my.softbank.jp/msb/d/top)
このように、更新月は自分が思っている時期とずれている場合が多々あります。
いざ、解約・乗り換えをしようと思ったときに、1万円かかると言われがっかりしないためにも、自分の更新月はいつなのか、しっかりと確認する必要があるのです。


幸い、ソフトバンクの更新月はMy SoftBankで確認することができます。この機会に以下の方法を参考に、しっかり確認しておきましょう。
①My SoftBankにアクセスし、右上の三本線をタップ
②契約・オプション管理をタップ
③自分の携帯の番号を確認し、その下の更新期間を見る!

なお、My Softbankの詳しいアクセス方法や、パスワードがわからない時の再設定方法は、「【ソフトバンク】5分でできる携帯代節約の第一歩!今の料金を調べる方法。」を参考にしてくださいね!
ソフトバンク旧プラン・新プランの解除料の考え方
続いては解除料の考え方を確認したいと思います。
解除料は違約金とも呼ばれ、2年の契約期間内に契約を解除した場合に発生する料金のことを指します。

そうなんですよね。
ずっと携帯料金を支払ってきたにも関わらず、「解約する時にまでお金を取られるなんて!」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、このお高い解除料にも落とし穴があるんです。きちんと確認していきましょう。
旧プランの解除料金にはいくつかのパターンがある
ソフトバンク旧プラン(~2019年9月)における一般的な解除料は10,450円です。しかし!契約内容によって実際に支払う解除料は変化してきます。
例えば
- スマート一括の短期解除料
- スマホデビュー割の特別価格機種の解除料
- 一括購入割引の解除料
などがあげられます。いずれの場合も購入の時期や機種によって解除料が異なり、一概に○円と言えないのが現状です。

結論:旧プランの解除料がいくらかは157にお問い合わせをして確認するべき!
画像はイメージです。157にこんなに爽やかな表情で電話が出来る人はいないのは十分承知しております。by管理人
自分が通常のプランでは契約していない気がする!という方はソフトバンクに問い合わせてみましょう。
残念ながら、先ほどのMy SoftBankでは確認することが出来ませんが、ソフトバンクショップに行かなくても、お問い合わせの無料窓口157で聞くことができます。


まず157とダイヤルをしたら、#→1→0と押すとすぐにオペレーターに繋がります(少し前の情報なので、繋がらない可能性もゼロではありません)。
繋がり次第、オペレーターに「解除料金を教えて欲しい」と伝えます。特に確認するそぶりもなく、「9,500円(10,450円)です」と言われたら、「自分のプランで特別な解除料が、かからないかを知りたい!」と伝えてください。そうすれば安心です。
ちなみに、157は平日のお昼前くらいか、15時過ぎくらいが一番空いてますよ。

【参考】新プランは更新月を気にしなくてOK
ソフトバンクで2019年10月より提供されている新プランは、最低利用期間や更新月の設定がありません。
いつ解約しても違約金がかかることはないので、あとは次項で解説する端末残債の有無・支払い額だけチェックすればOKとなりますよ。
繰り返しますが、旧プランユーザーは違約金なしで新プランに変更できるので、LINEモバイル等へ乗り換える際はまずプラン変更を済ませるのがおすすめです。
乗り換えはいつ行うのがベスト?


旧プランでまさに今更新月だった!という方は、今乗り換えたほうが間違いなく安くなるので、ためらう必要はまったくありません。
またソフトバンクを新プランで契約しているなら、契約期間はないので違約金は発生しません。
旧プランで更新月以外の方や端末残債が残っている方は、今すぐ乗り換えるべきなのか、無料で解約できる方法はないかなど悩みますよね。

ということで、いつ乗り換えたら一番お得になるのか確認してみましょう!
当サイトではLINEモバイルの情報をたくさん発信しています。
ですので、ここではLINEモバイルを例にとってご紹介しますが、他の格安SIMに乗り換え予定の方も参考にしていただいて問題ありません。
LINEモバイルでは、「【保存版】毎月5,000円節約も夢じゃない!小学生でもわかるLINEモバイルの料金体系。」で紹介した通り、ソフトバンクと比べると一般的に最低でも毎月3,000円程は確実に安くなります(もちろんもっと安くなる方もたくさんいます。私は5,000円安くなりました)。
管理人の独り言
ちなみに、LINEモバイルは現在「ポイントバックキャンペーン」を行なっており、乗り換えで数千円分のLINEポイントがプレゼントされます。端末代の残債などかかっても、一部分~大部分を補えますね。(期間限定ですので、最新情報はこちらでご確認ください)。
【旧プランユーザーは要チェック】新プランに切り替えれば翌月以降の違約金は0円に!
ソフトバンクを旧プランで契約している場合、新プランに切り替えてしまえば翌月以降はいつ解約しても違約金は0円に下がります。

更新月を気にする必要がなくなるので、旧プランユーザーの方はMy SoftBankやソフトバンクショップで手続きをして、新プランに切り替えてみてください。
1点だけ注意したいのは、新プランに移行するとスマートフォンの月月割がなくなることのみ。

すぐ乗り換えるなら問題ありませんが、「他社に乗り換えようと思ってプラン変更したけどやっぱりやめた」というケースでは、新プラン料金+割引のない端末代金を毎月支払うことになるので、ソフトバンクの月額料金が上がる可能性があります。

ソフトバンクで機種代金の支払いが終了している場合は、いつでも乗り換えてOK

SoftBankですでに機種代金の支払いが終わっているケースでは、基本的に新プランに移行してしまえばいつ乗り換えても問題ありません。
旧プランだと更新月を待たないと10,450円の違約金がかかりますが、新プランに切り替え手続きをした翌月からはいつでも0円で解約可能です。
機種代金の支払いが終了していない場合は、料金の変化を比較してみよう!
続いて、SoftBankでの機種代金の支払いが終わっていないケースで考えてみます。
この場合も基本的には新プランへ変更してしまい、すぐ乗り換えてしまってOKと考えられます。
機種代金が残っているまま乗り換えた場合、残りの機種代金はそのまま毎月分割で支払うこととなります。
またソフトバンクを旧プランで契約している場合、新プランへ切り替えると月月割はなくなります。
しかし代わりに、例えばソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えた場合は、月額料金が下がるケースが多く、結果として、端末の残債が残っていたとしても乗り換えたほうがお得になることがほとんどです。
例として、ソフトバンクで「スマ放題ライト+2GB」契約をしていて、iPhone 8を発売当時に新規契約・月月割適用で契約した場合の料金とLINEモバイルに乗り換えた場合の料金を比べてみましょう。
LINEモバイルとソフトバンクの料金比較例 | ||
LINEモバイル・3GB | ソフトバンクスマ放題ライト+2GB | |
月額料金(税抜) | 1,480円 | 5,500円 |
端末代金(税抜) | 3,600円×完済までの残月数 | 3,600円×24ヶ月、月々割-2,880円→月々720円 |
合計額(税抜) | 5,080円 | 6,220円 |


LINEモバイルで月額880円(税抜)の10分電話かけ放題のオプションを適用したとしても、合計5,960円(税抜)なので、やはりソフトバンクで端末代金の割引を受けて契約を続けるより安上がりです。
ということで、機種代金の支払いが終わっていない場合は、LINEモバイルへの乗り換え後の総支払い額と現在の支払額を比べてみて、安くなるなら乗り換えてしまいましょう。

まとめ:機種代金が残っていてもいなくても、新プランへ切り替え後に乗り換えるればお得な可能性大!
いかかでしたか?
今回はソフトバンクの更新月と解除料を徹底分析し、いつのタイミングで乗り換えたら一番賢く安くなるのかを考えてみました。
LINEモバイルをはじめとするほとんどの格安SIMではソフトバンクのスマホをシムロック解除さえすれば、スマホはそのまま使い続けることができます。
ご紹介してきた通り、新プランへ変更した翌月以降ならいつでも無料で乗り換えられるので、LINEモバイル等への乗り換えで、毎月の節約につなげて下さいね!
また、当サイトではLINEモバイルの情報をたくさん発信しています。私はLINEモバイルへ乗り換えて、毎月のスマホ代が7,000円から2,000円になりました。
LINEモバイルはその安さだけでなく、SNSへの通信量がカウントされず使い放題になるデータフリーがあったり、格安SIMの中で唯一LINEの年齢認証ができたりと今大人気の格安SIMなんです。
スマホも今まで通り快適に使えますし、オススメですよ。
LINEモバイルについては以下の記事で、初心者の方でも1から10まで分かるようにまとめたので、宜しかったら参考にしてみてくださいね。
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【まとめ】LINEモバイル100%完全ガイド!料金・乗り換え方法・メリット・デメリット!
【初心者向けグラフ・表・画像付き】最近人気急上昇中のLINEモバイル。オススメしたい点から、注意点、乗り換え方法までを誰よりもどこよりも丁寧に分かりやすく説明します。これを読めばLINEモバイルの全てが丸わかりなこと間違いなしです。LINEモバイルを知りたいならまずはここから始めてみましょう!
ソフトバンクからLINEモバイルへの詳しい乗り換え方は、「【保存版】100%失敗しない!ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換え(MNP)する手順と方法! 」で1つ1つ丁寧に説明しています。
こちらも合わせて、是非参考にしてみてください。
ここだけの話、正直、今月のLINEモバイルのキャンペーンは非常にアツいです。
今ならなんと、基本料が3ヶ月間980円割引となる上、今人気のスマホもセールになっています。 さらにさらに、期間限定でシークレット特典もあって、それが活用できれば5,000円相当のLINEポイントももらえます。
毎月LINEモバイルのキャンペーン情報をまとめている私でさえ、今月ほど魅力的なキャンペーンはみたことがありません。新プラン発表に伴い、かなり魅力的なキャンペーンが用意されたのでしょう。
詳細は最新キャンペーン情報でまとめていますので、ぜひチェックしてください。
この時期を逃すのは非常にもったいないです。
ぜひこの機会に、SoftBankへの貢ぎ生活を卒業されてみてはいかかでしょうか。