

ソフトバンクからの乗り換えを検討している方。
ソフトバンクから他の携帯会社に乗り換える時、事前に確認しないと100%損をしてしまうことご存知でしょうか?
自分が気づかないうちに余分な料金が発生して、大損こいてしまわないためには、乗り換え前にきちんと確認・対策が必要な項目がいくつかあるんです。

でも、確認・対策と言っても難しい内容は何1つありません。
事前に知っているか・いないかだけの違いなんです。
というわけで、この記事ではソフトバンクから乗り換える前に絶対知りたい3つの注意点をご紹介します!
この記事を読んで、あなたもソフトバンクに余分なお金を徴収されることなく、スマートに乗り換えを成功させてしまいましょう。
乗り換え前に確認したい3つのこと!
SoftBankから他の携帯会社に乗り換える前に確認しておきたい項目は以下3つになります。
- 解約月の料金に注意!
- 解約する回線に紐づいている回線に注意!
- ソフトバンク光を契約している人はさらに注意!
SoftBank解約時に余分なお金が発生するほとんどのケースは、この3つの項目のいずれかに原因があります。
言い換えれば、この3つの項目さえしっかり事前に確認・対処しておけば、余分なお金を支払うことなくスマートに乗り換えられることになります。
この機会にきちんとチェックしておきましょう。

解約月の料金に注意!
まずは、契約解除月の料金に関してです。
SoftBankから乗り換え経験のあるほとんどの方が、契約解除月は余分にお金をとられ、損しているのではないかと思います。SoftBankの契約解除月の料金の計算方法は非常にややこしく、知識がないと損をしない方が難しいからです。
ということで、ここではそんな契約解除月の料金の考え方を誰でも理解できるよう、1つ1つ丁寧に説明していきます。
解約月はほとんど満額請求
まず、大前提として契約解除月は満額請求だと思ってください。
つまり、締め日を1日またいだだけでも、満額の料金が発生するのです。
SoftBankには10日締め、20日締め、月末締めの3種類があり、どの締め日に属するかは人によって異なります。しかし、どの締め日であったとしても、締め日を1日またいで解約しようが、締め日ギリギリまで使おうが利用料は満額請求されます。

その通りです。1日の利用で満額請求とは甚だしい限りですが、これは仕組みなのでどうしようもありません。
【現在は新規加入できません】唯一日割り計算があるのは、ホワイトプランとパケットし放題for 4GLTE
注意!
ホワイトプランは2018年6月27日をもって、新規受付が終了する旨が発表されています。下記方法を使って、解約月の利用料を抑えようとお考えの方は6月27日までホワイトプランに変更することをお忘れなく!
唯一、契約解除月でも日割り計算があるのが、ホワイトプランと、パケットし放題for 4GLTEです。
ホワイトプランは月額料金980円でソフトバンク同士の通話が無料になるプランです。電話のプランの中では唯一日割り計算が適用されます。
パケットし放題for 4GLTEは2段階性のデータプランで、料金は2,000円〜6,200円となっています。そして、下限額は日割り計算対象となります。
よく似たプランに、パケットし放題フラットfor 4GLTEがあり、こちらは日割り対象ではないので間違えないようにしましょう。
実は、このホワイトプランとパケットし放題for 4GLTEを駆使して、契約解除月の料金できるだけ安く抑えることが可能です。
詳しいやり方は、以下の専用の記事でご紹介していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
-
【必見】ソフトバンクを107円で抜け出し解約する方法!満額なんてもったいない!
SoftBankを解約する時、通常は基本料金が満額請求されます。それがわずか107円でできる!そんな裏技をご紹介!締め日ごとに理想のスケジュールも1つ1つ解説しているので、どなたにも分かりやすいこと間違いなし!
ウェブ使用料と一部オプション料金は日割り可能
月額300円のウェブ使用料と、一部のオプション料金は日割り可能です。
代表的なオプションの日割り可否は以下の通りです。
- 日割り計算対象
- テザリングオプション
- 留守番電話プラス
- 満額請求
- iPhone/スマートフォン基本パック
- あんしん保証パック
- 機種変更先取りプログラム
- データシェアプラス
- スポナビライブ
- とく放題・ブック放題・アニメ放題
- Netflix
- Apple Care +
その他ののオプションに関しては公式ホームページで個別に確認した方が安心です。
ただ、そう言った情報は通常、提供条件書と呼ばれるPDFに小さく書かれているだけなので、確認が面倒だという方は、前月でオプション解除をしておくと良いかもしれません。

解約月は割引が消滅

出典:Softbank公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/tsukidukiwari/)
契約解除月は月月割が適用されません。
月月割りとは、SoftBankでスマホ/携帯本体も購入した場合、24ヶ月間だけ発生する割引のことです。すでに月月割が終了している方は問題ないのですが、まだ月月割の割引期間中だという方は要注意です。

公式ホームページでは月月割に関して、
月月割適用期間中に機種変更/解約された場合、月月割の適用はこれらのお申し込みがなされた月の前月をもって終了いたします。
といった記載があります。
つまり、契約解除月は月月割は適用されず、その前月で終わってしまうのです。その結果、契約解約月の料金が通常より高くなるのです。
結局いつ解約になるのがいいの?

まま子さん、いい質問ですね。
まず、契約解除月にできるだけ損しないようにするには、以下の方法が有効です。
- 締め日ギリギリまで使って、解約する
以前は日割りのプランに変更して解約月の料金を安く抑える方法があったのですが、現在は日割り対象プランが無くなってしまったため、締め日ギリギリまで使うしか方法がないんです。
締め日ギリギリまで使って、解約する
①「締め日ギリギリまで使って解約する」の場合は非常に簡単です。
あなたの締め日が、10日なら9日か10日、20日なら19日か20日、月末なら30日か31日あたりに解約が成立すれば、その月をめいいっぱい使ったことになりますから、ほとんど損することなく、乗り換えることが可能です。
ただ、ここで忘れちゃいけないのが、乗り換え先の携帯会社の事情。
格安SIMの中には初月の月額料金が安かったり、無料になったりするものがあります。
ここでいう初月とは、利用開始日を含む月の月末までです。
となると、10日締めの方はともかく、20日締め、月末締めの方は、20日や30日に乗り換えるとその分、お得期間が短くなってしまいますよね。

ただ、基本料は格安SIMよりソフトバンクの方が高いことがほとんどですので、この場合はお得な期間が短くなってしまったとしてもソフトバンクの方を優先した方がいいかもしれませんね。
また、当サイトでおすすめしているLINEモバイルは初月の月額料金が日割りされます。
いつ乗り換えても実際に使った分だけしか料金を支払わないため、ソフトバンクの締め日に合わせて解約しても損をしません。
例えば、ソフトバンクの締め日が月末の場合、月末にLINEモバイルへ乗り換えれば
- ソフトバンクの解約月の料金:締め日までしっかり使って、満額支払う
- LINEモバイルの初月の料金:日割りされるためほとんどかからない
となり、無駄がありません。
しかもLINEモバイルでは日割りされるのは料金だけで、データ通信量は1ヶ月分丸々付与されます。


解約する回線に紐づいている回線に注意!
続いては、解約する回線ではなく、それに紐づいている回線についてです。

まま子さん大丈夫ですよ。1つ1つ具体例を出して考えていきますので、安心してくださいね!
タブレットとのデータシェア

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/datashareplus/)

SoftBankで契約しているスマホとタブレットでデータシェアが組まれていませんか?
確かにデータシェアを組むことによって、タブレットの料金はずいぶん安く抑えられるのですが、もしあなたがスマホだけをそのまま解約してしまった場合、残されたタブレットは大変なことになります。
データシェアは、月額料金500円を支払うことによって、スマホで契約しているデータ量をタブレットでも使えるようになる仕組みです。
しかし親回線であるスマホが解約になると、タブレットは自動的に単体でデータを契約することになります。
その際にどのデータプランに変更になるかは、それぞれに契約によりますが、データシェア月額料金500円より高くなることは間違いありません。
せっかくスマホが安くなったのに、その分タブレットの料金が上がってしまったら悲しいですよね。そうならないためにも、事前にタブレットのプランも確認・見直ししておきましょう。

体組成計やフォトビジョンなどの副商材

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/support/product/photovision-tv2/)
スマホを乗り換えて、これでSoftBankとの契約がなくなったと思っていたのに、なぜか謎の請求が来た!こんな事態は意外と少なくないようです。
これは、体組成計やフォトビジョンなどの副商材が原因のことが多々あります。
これらは最初の2年間はキャンペーン等で無料のことが多いですが、それを越えると料金が発生し、解約も更新期間内でないと解除料金が発生するのです。
スマホを解約する際は、自分が忘れてしまっている副商材の契約が残っていないかきちんと確認しましょう。

ソフトバンク光を契約している人はさらに注意!

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/ybb/sbhikari/)
さて、意外と見落としがちなのがSoftBank光の契約です。
スマホとお家のインターネット、一見関係ないように思えますが、実はスマホの契約がなくなるとSoftBank光の月額料金も上がってしまうことがあるのです。

ただ、事前に対策をすれば、料金が上がることを防げる可能性は十分にありますから、しっかり確認しましょう!
おうち割光セットってなに?

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/ybb/sbhikari/)
まず、本題に入る前におうち割光セットの説明をしたいと思います。
遠回りに思えるかもしれませんが、ここがきちんと押さえられていないと、次の部分は理解が難しくなってしまいますので、一緒に確認しましょう。

SoftBankのスマホとインターネット契約で、スマホ代が安くなる=おうち割光セット
おうち割光セットとは、SoftBankのスマホとインターネット(SoftBank光かSoftBank Air)の契約で、スマホ代が毎月安くなることを言います。
そしてこの割引自体を、おうち割と呼びます。
おうち割光セットは家族10回線まで適用できる!
1つのSoftBank光(Air)契約に対して、おうち割は家族10回線のスマホに適用させることができます。

おうち割の適用には、SoftBank光の3つのオプション加入が必須!
ただし、おうち割を受けるには、SoftBank光の3つのオプションに加入する必要があります。

必須オプションは以下の通りです。
- 光BBユニット
- Wi-Fiマルチパック
- ホワイト光電話、光電話(N)+BBフォン、又はBBフォンのみのどれか1つ
光BBユニットとは、SoftBankの白いルーターのことでSoftBank光を契約している方ならお家のどこかにあるかと思います。
Wi-Fiマルチパックは、単純に光BBユニットにWifiの機能をつけるオプションを指します。
最後のホワイト光電話や光電話(N)はお家にある固定電話のオプションです。「家に固定電話なんてない!」という方はBBフォンという、手数料がかからず番号のみ発番されるオプションが付いているはずです。
この3つのオプションが付いていないと、おうち割は適用させることができません。
SoftBank光必須オプションに注意!
さて、いよいよ本題に入っていこうと思います。
実は、落とし穴はこの必須オプションにあるのです。
必須オプションの特別価格は、おうち割ありきの価格!
この必須オプションは月額料金540円です。
ただこの540円、おうち割光セットありきの特別価格なんです。
必須オプションとお家割光セットはお互いに依存しています。言い換えると、必須オプションがなければおうち割光セットを受けることができないし、おうち割光セットを受けていないと、必須オプションが特別価格にならないのです。
おうち割光セットはSoftBankのスマホの料金に適用される割引ですから、必須オプションの特別価格は、スマホの契約ありきの価格とも言えます。
SoftBankのスマホの契約がなくなると、必須オプションが合計1,637円に!
ここで、あなたがスマホだけ乗り換え、SoftBank光はそのままにしたとします。
すると、お家割光セットが適用されていたスマホの契約がなくなった必須オプションは、特別価格ではなくなり、通常価格の合計1,637円になってしまうのです。

ただ、1つのSoftBank光契約に対して1回線でもおうち割が適用されていれば、必須オプションが特別価格で使えますから、おうち割が適用されているご家族の中で、今後もSoftBankを使い続ける方がいれば、特に問題ありません。
また、乗り換え先がY!mobileの場合も、心配いりません。Yモバイルもおうち割光セットの割引対象ですのでご安心くださいね。
必須オプション組み合わせごとの対処法!
「SoftBank光の契約に対して、自分しかおうち割が適用されていない。このままスマホだけ乗り換えたら、必須オプションが値上がりしてしまう」と悩んでいるあなた。
ここから、必須オプションの組み合わせごとの対処法を見ていきます。
場合によっては値上がりを防ぐどころか、値下がりの可能性もありますから、しっかり確認しましょう。

必須オプションが光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、BBフォンの組み合わせの場合はオプションは解約し、別のルーターを用意すべき!

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/ybb/option/bbphone/)
光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、BBフォンの組み合わせで必須オプションを契約している方は(お家に固定電話がない方)はオプションは解約することをオススメします。
そうすれば、スマホを解約してインターネットの月額料金が上がるどころか、今まで必須オプション代として発生していた540円も節約できるからです。
ただし、必須オプションを解約すると光BBユニット(白いルーター)をSoftBankに返却しなければなりません。そして、代わりになる別のルーターを用意する必要があります。
ルーター自体はアマゾンや家電量販店等で簡単に入手でき、長い目で見たらこちらの方がお得になります。
必須オプションが光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、ホワイト光電話の組み合わせの場合はオプションを継続すべき!

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/ybb/option/whdenwa/)
この組み合わせの場合は少しややこしいです。というのも、必須オプション全てを解約するとホワイト光電話も使えなくなってしまうからです。

ホワイト光電話からアナログ電話に戻すことは可能ですが、手続きがややこしい上、今度は電話代がNTTより別で発生してしまいます。
以上のことを考慮すると、インターネットの月額料金は1,000円ほど上がってしまいますが、必須オプションを解約しない方が無難でしょう。

例えば、LINEモバイルはSoftBankから乗り換えた場合、最低でも3,000円、場合によっては5,000円ほど月額の料金が安くなります。
インターネット代が1,000円上がってしまったとしても、総合的にみたらスマホだけでもLINEモバイルに乗り換えてしまった方が安くなりますよね。
必須オプションが光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、光電話(N)+BBフォンの組み合わせの場合はオプションは外してOK。しかし光電話(N)のみ別途オプション加入が必要!

出典:SoftBank公式サイト(https://www.softbank.jp/ybb/option/hikaridenwa-n/)
この組み合わせのも少しややこしいです。
必須オプションを全て解約した場合、光電話(N)も使えなくなってしまいます。

光電話(N)からアナログ電話に戻すことは可能ですが、手続きがややこしい上、今度は電話代がNTTより別で発生してしまいます。
そこで、オススメしたいのが光電話(N)のみ継続利用する方法です。
そのためには、必須オプションは全て解約し別途光電話(N)のオプションに単体加入する必要があります。また、光電話(N)は必須オプションの中の1つ光BBユニット、もしくはNTTのホームゲートウェイという機器を使って電話をするものです。
必須オプションがなくなると、必然的に光BBユニットも無くなります(要返却のため)から、合わせてNTTのホームゲートウェイに加入する必要(ソフトバンクから追加可能)がありますね。
つまり、必須オプション(光BBユニット・WiFiマルチパック・光電話(N)+BBフォン)は外し、別途
- ホームゲートウェイ 486円
- 光電話(N) 540円(基本プランの場合)
を追加するということです。
スマホの契約がないまま必須オプションを残しておくと、合計1,637円になってしまいますから、必須オプションは外し、必要なものだけ単体契約する方が良いでしょう。
この場合、光BBユニットはソフトバンクに返却する必要があるので、WiFiルーターを別途用意する必要がありますが、長い目で見たら、この方法が一番お得かと思います。
まとめ:ソフトバンクからの乗り換えは余計なお金がかからないよう要注意!
いかがでしたか。SoftBankから乗り換えをする際の3つの注意点を1つ1つまとめてみました。
この辺りの情報は非常に複雑で分かりにくいですよね…。
私も精一杯シンプルに分かりやすく書いたつもりですが、「いやここがよく分からない!」という疑問点ありましたら、TwitterでもFacebookでもメールでもいつでもご連絡ください。
私に分かることであれば、精一杯力にならさせていただきます!
こうやって見てみると、SoftBankがいかにユーザーを囲い込もうとしているかがよく分かりますよね。いままで3つの大手携帯会社で市場を独占していたため、仕方ないのかもしれませんが、これからは誰もが積極的に自分に合った携帯会社を選ぶ時代です。
当サイトでは、私一押しのLINEモバイルをご紹介させていただいていますので、ご興味のある方はLINEモバイルのメリットやデメリット、乗り換え方法も確認してみてくださいね!
LINEモバイルなら、毎月の料金がSoftBankと比べ3,000〜5,000円ほど安くなること間違いなしですよ!
ここだけの話、正直、今月のLINEモバイルのキャンペーンは非常にアツいです。
今ならなんと、基本料が3ヶ月間980円割引となる上、今人気のスマホもセールになっています。 さらにさらに、期間限定でシークレット特典もあって、それが活用できれば5,000円相当のLINEポイントももらえます。
毎月LINEモバイルのキャンペーン情報をまとめている私でさえ、今月ほど魅力的なキャンペーンはみたことがありません。新プラン発表に伴い、かなり魅力的なキャンペーンが用意されたのでしょう。
詳細は最新キャンペーン情報でまとめていますので、ぜひチェックしてください。
この時期を逃すのは非常にもったいないです。