

「スマホはiPhoneじゃないと絶対無理」「iPhone以外はスマホじゃない」
と訴える高校生のお子さんをお持ちのお父さん・お母さん。
確かに、日本はiPhone利用者が多いですし、iPhoneを欲しがる気持ちも分からなくはないですが、やっぱりiPhoneは高いですよね。
そんな高級なスマホを高校生にに買い与えられない!とお考えの親御さんも多いかと思います。
私はかつて大手携帯会社に勤務しており、その際に高校生のスマホデビューを何度もサポートしてきたのですが、iPhoneを欲しがるお子さんに対して頭を抱える親御さんはたくさんいらっしゃいました。でも、子供はどうしてもiPhoneがいいと言う…。こんな状況を打破する方法は1つです。
ずばり、一番安くiPhoneを持つ方法を考えること。
ということで、今回はiPhoneを確実に一番安くもつ方法をご紹介します。
この方法でいくらでiPhoneが持てるかを確認した上で、お子さんにiPhoneを持たせるか、持たせないかを判断してみてください。実は、この方法を知っているだけで、十万円ほどの差がでるんです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
前提:中高生用のiPhoneは最新である必要はない!旧機種ならグッと価格は下がる!

出典:Apple公式サイト(https://www.apple.com/jp/)
まず、大前提になりますが、中高生にiPhoneを買い与える場合、最新のモデルである必要はありません。
実際、中高生側としても「最新であることに越したことはないが、Androidになってしまうくらいなら、少し前のiPhoneで良い」と感じている場合がほとんどです。
料金の面で考えても、1世代、2世代前のiPhoneの方が価格はグッと下がります。
例えばApple公式サイトを確認しても
機種 | 価格 |
iPhone 11 Pro | 106,800円~ |
iPhone 11 | 74,800円~ |
iPhoneXs | 112,800円〜 |
iPhoneXR | 64,800円〜 |
iPhoneX | 112,800円〜 |
iPhone8 | 52,800円〜 |
iPhone7 | 50,800円〜 |
iPhone6s | 50,800円〜 |
iPhone SE | 39,800円〜 |
※(2020年2月補足)7以前のモデルとXs、Xは販売終了済みです。
となっています。
最新のiPhone 11と8の間には22,000円の差額がありますし、11ProとSEになると67,000円もの差が出てしまうのです。

確かに最新のものが一番スペックが高いですし魅力的かとは思いますが、Appleは1年に1回新しいモデルを発売しています。つまり今は最新でも、1年経たずうちに旧モデルになってしまうんです。
それを考慮するといきなり最新モデルを購入する必要はありませんし、iPhoneであれば旧モデルでも十分すぎるほどのスペックですから「古いから使えないのではないか」と心配する必要は一切ありません。

大手携帯会社でiPhoneを使うとべらぼうに高いのでNG
また、iPhoneを大手携帯会社で契約するとべらぼうに高いです。
最近は「iPhoneが半額で持てる!」等の宣伝文句が主流ですが、そこにはいくつかの落とし穴があります。
例えば
- 本体代金が48回分割となり、24回払った時点で機種変更する場合、その本体は携帯会社に返却する必要がある
- 次の機種でも同じプログラムに加入する必要があるため、ずっと同じ携帯会社を使い続けることになる
といった具合です。一見、大手携帯会社では安くiPhoneが持てそうに見えるのですが、そういったことはありません。長期目線で見ると、一度大手携帯会社でiPhoneを契約してしまうとかなり損になるんです。

ドコモの場合はiPhone 7で2年間総額約15万円程度!
とはいえ、具体的な数字がないとイメージが沸かないかと思うので、ここでドコモでiPhoneを契約した場合の料金のシミュレーションしてみようと思います。
冒頭でご紹介したように最新のiPhoneである必要はないので、ここではドコモで販売されている中で一番古いiPhone7でシミュレーションしてみます。
iPhone 7(32GB)契約時の支払額 | |
内訳 | 月額料金(税抜) |
iPhone 7(32GB) | 一括39,600円=2年分割時1,650円×24回 |
ギガライト(~3GB) | 3,980円 |
合計 | 5,630円 |
3GBの契約で毎月5,630円(税抜)、税込みで6,193円になりますね。
2年の総額で計算すると合計148,632円となります。

高校生がiPhoneを一番安く持ちたいなら格安SIMがオススメ!本体代金の割引があるところもあり!
先ほどのシミュレーションでお分りいただけたかと思いますが、大手携帯会社でiPhoneを持とうとすると非常に高額になります。もちろん、これはドコモに限らずau、ソフトバンクでも同様です。
安価という触れ込みのギガライトでも毎月3GB使うだけで15万ですからね(笑)もちろん、auやソフトバンク以上だとそれ以上の金額になります。
そこで、私がご提案したいのが格安SIMでiPhoneを持つ方法です。
格安SIMというと、格安スマホ、つまりAndroidのイメージが強い方も多いかと思いますが、実は格安SIMでもiPhoneを持つことは可能なんです。
セット割引として本体代金の割引を行なっているところもありますから、そういった会社を利用すると非常に手軽にiPhoneを持つことができます。

ということでここからは、iPhoneが手頃に持てるオススメ格安SIMをご紹介していきたいと思います。
まず、結論から見せると以下の通りになります。
iPhone6sの場合
格安SIM事業者名 | 毎月 | 2年間総額 | キャンペーン(2020年8月一例) |
2,827円 | 67,848円 | 基本料3ヶ月間980円割引、スマホセール | |
3,018~3,788円 | 86,292円 | 本体割引、5のつく日・毎週日曜日に最大8,555円相当のPayPayボーナスライト |
iPhone7の場合
格安SIM事業者名 | 毎月 | 2年間総額 | キャンペーン(2020年8月一例) |
3,564円 | 85,536円 | 基本料3ヶ月間980円割引、スマホセール | |
3,438~4,208円 | 96,372円 | 本体割引、5のつく日・毎週日曜日に最大8,555円相当のPayPayボーナスライト | |
3,234円 | 77,616円 | 本体割引 |
最安値はLINEモバイルのiPhone6sですね。詳細は後述していますが、LINEモバイルはそもそもの基本料が安いため、iPhoneをセット購入したとしても最も安くなります。(売り切れ次第取り扱い終了となるのでご注意ください)。
ただし、無料通話のことも考えるとYモバイルもお得です。特に通話頻度が高い方には、10分かけ放題が料金にコミコミになっているのは嬉しいですよね。

先に結論
それではここからは各格安SIMの詳細をみていきましょう!
中高生必見!LINEが使い放題で、iPhone 6s・7のセット購入も可能!LINEモバイル
まずはLINEモバイルです。
LINEモバイルでは2021年1月現在、iPhone6sの取り扱いをしています。これが2021年1月現時点での格安SIMでセット購入できるiPhone最安値です(基本料コミコミで考えた場合)。
LINEモバイルの料金は以下の通り、月額2,570円(税抜)=税込み2,827円です(iPhone6s 32GBの場合)。プランは毎月3GBで無料通話は付いていません(別途月額880円で10分かけ放題を追加可能です)。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/)
2年間の総額は67,848円となります。ドコモとの差は、8万円以上になります(笑)
また、LINEモバイルはこの価格で、LINEが使い放題になるデータフリーが付いてきます。
ポイントはデータフリーが無料で付いてくるという点。
後ほどご紹介するBIGLOBEモバイルにもデータフリーがありますが、こちらは有料オプションとなります。一方、LINEモバイルは基本料にLINEに関してはデータフリーがコミコミとなっているので、非常にお得感がありますね。
さらにオプション契約で、TwitterやFacebookのみなら+280円、InstagramとLINE MUSICも含めるなら+480円でデータフリーにすることが可能です。
データフリー対象のSNSや音楽サービスであればいくら使ってもデータ消費することはありませんから、それぞれ活用している中学生には嬉しいでしょう。
ということで、個人的には中学生にはプラン内容を考慮しても、LINEモバイルが一番オススメです。


こちらもプランの詳細等はぜひLINEモバイル公式サイトでチェックしてみてくださいね!

なお、LINEモバイルは2020年2月現在iPhone 7も取り扱っていて、月額3,564円、2年間総額85,536円になります。
ポイント
- iPhone6sは毎月2,827円から、2年総額でも767,848円
今月のキャンペーン!
今月の「ページ限定!シークレット特典」キャンペーンコードは以下の通りです(終了日未定)!
今月はWEB限定キャンペーンとなっています!店頭での申し込みや追加申し込み経由、エントリパッケージの利用では適用にならず、LINEモバイル公式サイトからの申し込みで、以下のコードを入力すると適用となりますので、ぜひご活用ください!
①SIMカード単体契約:5,000円
②スマホセット契約:1,000円
LINEポイントコース:2009LP05①SIMカード単体契約:5,000ポイント
②スマホセット契約:1,000ポイント
詳細は最新キャンペーン情報ページにて!
中高生必見!Yモバイルなら6sが安い!7の取り扱いもあり!
続いてご紹介するのはYモバイルですね。
YモバイルはiPhone 6sを購入すると毎月の料金は、コミコミで3,018円(半年間)~3,788円になります(10分以内かけ放題+最大4GB)。

出典:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)
2年総額だと86,292円となります。2年総額で約9万円であれば年間4.5万円ですので、許容範囲という方も多いのではないでしょうか?

また、Yモバイルオンラインストア(Yahoo!がYモバイルと提携して運営しているオンラインストア)で申し込みをすると、ポイントが最大8,555円もらえるキャンペーンも行なっています。
なお、YモバイルにはYモバイル公式オンラインストアもありますが、そちらではTポイントはもらえません。あくまでYモバイルオンラインストアからの申し込み限定ですのでご注意くださいね。

さらにさらに、YモバイルはiPhone7も取り扱っており、そちらも毎月3,438円程度から契約可能です。6sと比べると割高ですが、新しい機種が欲しい方はそちらを検討してみると良いかもしれません。
iPhone7も、Yモバイルオンラインストアからの申し込みでPayPayボーナスライトをもらうことが可能です。
iPhone7も本体コミコミでも毎月3,438円から!

出典:LINEモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)
ポイント
- iPhone6sは毎月3,018円から、2年総額でも86,292円
- iPhone7は毎月3,438円ほどから
Yモバイルオンラインストアからの申し込みでPayPayボーナスライト最大8,555円がもらえる!
Y!mobile公式サイト
Yahoo!モバイルオンラインストア
中高生必見!今だけ!UQモバイルはiPhone6sが本体代コミで毎月3,828円から!
3つめはUQモバイルですね。
UQモバイルは現在iPhone 7を大幅値下げ中で、本体代金コミコミで3,234円から契約することが可能です。

出典:UQモバイル公式サイト(https://shop.uqmobile.jp/shop/?_ga=2.256747916.668076630.1594896628-159807300.1593856832)

6sも一応まだ取り扱いがありますが、ネット上のオンラインストアでは在庫がなくなっていたので、6sが欲しい場合は在庫がある家電量販店などを探す必要があることにご注意ください。
UQモバイルはYモバイルと同様速度が速く快適に使える格安SIMなので、iPhone 7で動画を見たり、ゲームをしたりする機会が多い場合におすすめの選択肢です。
ポイント
- iPhone7は毎月3,234円から、2年総額でも77,616円から
まとめ:中高生がiPhoneを一番安く持ちたいなら格安SIM一択!
いかかでしたか。今回はiPhoneを一番安く持つ方法をご紹介しました。
今回ご紹介した格安SIM、LINEモバイル、Yモバイル、UQモバイル、BIGLOBEモバイルでiPhoneを契約した場合の2年間の総額は以下の通りです。
iPhone6sの場合
格安SIM事業者名 | 毎月 | 2年間総額 | キャンペーン |
2,827円 | 67,848円 | 基本料2ヶ月間無料~、LINEポイントまたはLINE Pay残高最大5,000円分還元 | |
3,018~3,788円 | 86,292円 | 本体割引、5のつく日・毎週日曜日に最大8,555円相当のPayPayボーナスライト |
iPhone7の場合
格安SIM事業者名 | 毎月 | 2年間総額 | キャンペーン |
3,564円 | 85,536円 | 基本料2ヶ月間無料~、LINEポイントまたはLINE Pay残高最大5,000円分還元 | |
3,438~4,208円 | 96,372円 | 本体割引、5のつく日・毎週日曜日に最大8,555円相当のPayPayボーナスライト | |
3,234円 | 77,616円 | 本体割引 |
こうして見ると、全体の最安値はLINEモバイルの6sとなりますね。サービス内容的にもLINEモバイルが中高生には向いているかもしれません。ただ、サービスの質と価格のバランスを取るならYモバイルの方がオススメです。
また、機種別に見ると
- iPhone 6sはLINEモバイルが最安値
- iPhone7はUQモバイルが最安値
となります。
いずれにしてもiPhoneを一番安く持つためには格安SIMの一択となりそうです。
ドコモの料金からも分かるように、同じようなプラン内容でも大手携帯会社では2年間で15万円ほどはします。そうなると、格安SIMと8~10万円近くの差が出てしまいます。
10万円あったら、普通に旅行できちゃいますよね。スマホ代は賢く安く抑え、他のところにお金が回せた方が明らかにスマートです。
初めてのスマホ、どうしてもiPhoneじゃないと嫌!という中学生・高校生のお子さんをお持ちの方は、ぜひ格安SIMを検討してみてください。