
LINEモバイルとTONEモバイル(トーンモバイル)。
この2つで悩んでいる方。
特に、TONEモバイルは最近坂口健太郎さんのテレビCMでもよく見かけますし、Tポイントを貯めることのできる格安SIMとして注目を得ていますよね。
一方、2016年のサービス開始以降急速にシェアを拡大し、人気を得てきたLINEモバイル。こちらもSNS使い放題+破格なプランが非常に魅力的ですよね。
この2つは、リーズナブルで使い勝手の良い格安SIMです。
だからこそ「この2つなら絶対こっち!」とすんなり決められず、迷っている方が多いのだと思います。
ということで、この記事ではLINEモバイルとTONEモバイルを徹底比較したいと思います。
1つ忠告しておくとこの記事は決して短い記事ではありません。
しかし、この記事さえ読めば、LINEモバイルとTONEモバイルの
- 速度
- 料金
- 契約期間
- 取り扱いのあるスマホ
- サポート体制
- キャンペーン
の全てが、初心者の方でも分かる構成となています。
ですから、他の記事を漁る必要もありません。
「長い記事はちょっと」という方は「LINEモバイルとTONEモバイルの特徴・強みは?結局どっちがオススメ?」をオススメします。
この記事を読み終わる頃には、「こっちに決めた!」とスッキリしていること間違いなしです。
結論:LINEモバイルとTONEモバイルどっちがオススメ?
まずはずばり結論から言いたいと思います。
LINEモバイルの特徴
- SNSをたくさん使うならLINEモバイル
- とにかく分かりやすいスマホ・契約ならTONEモバイル
この2つがLINEモバイルとTONEモバイルを迷っている方には1つの判断基準になるでしょう。

まま子さん、そうですよね。結論を見ただけで「なるほど!それじゃあこっち!」と決断がつく方は少ないのではないかと思います。
では、ここからはLINEモバイルとTONEモバイル、それぞれの特徴を確認してみましょう。
1つ1つ順番にいきますね。
LINEモバイルの特徴・すごいところ:どのプランにもLINEのデータフリーが付いてくる
まずは、LINEモバイルの特徴です。一覧にすると以下の通りになります。
LINEモバイルの特徴
- SNSが使い放題になるデータフリーオプションが充実、LINEのデータフリーは標準搭載
- ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線が選べる
- 毎月600円からとリーズナブルな料金プランで、料金が変動しない
- 格安SIMの中では通信スピードが速い(特にソフトバンク回線)
- クレジットカードがなくても契約ができる
- LINEの年齢認証・ID検索ができる
- データの繰越OK!データプレゼントでデータのシェアもOK
LINEモバイルの一番の特徴はデータフリーにあるでしょう。
データフリーとは契約しているデータ量に含めないという意味で、LINEモバイルではメッセージアプリLINEがもれなくデータフリー対象となっています。
さらにオプション契約により、他のSNSや音楽配信サービスを使い放題にすることもできますよ。
- SNSデータフリー:月額280円(税抜)でLINE、Twitter、Facebookがデータフリー
- SNS音楽データフリー:月額480円(税抜)でLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICがデータフリー
実際に私も以前は20GBの契約だったのが、LINEモバイルでデータフリーの恩恵を最大限に受け、今では3GBの契約で間に合ってしまっています。

こんな方におすすめ
- SNSをたくさん使う方
- 1年目も2年目も料金が変わらないシンプルな料金体系が嬉しい方
TONEモバイルの特徴・すごいところは分かりやすい契約体系!
続いてはTONEモバイルの特徴です。
TONEモバイルの特徴
- ドコモ回線を使う格安SIM
- プランが1つだけで分かりやすい
- データ通信は使い放題
- TONEファミリー機能が充実
- 毎月の支払いでTポイントが貯まる
- 置くだけサポートや遠隔操作が魅力的
TONEモバイルの一番の特徴は、分かりやすい契約体系でしょう。
先ほどご紹介したLINEモバイルのプランもシンプルで分かりやすのが特徴ですが、TONEモバイルはそのさらに上をいくシンプルさです。
プランも1つしかなく、スマホ本体も2機種しか取り扱っていないため「とにかくシンプルで分かりやすいものがいい」という方にはぴったりですね。
また、TONEモバイルはファミリー機能がとても充実した格安SIMでもあります。
Webフィルタリングはもちろんのこと、位置情報を確認したり、利用時間の設定もできるため「全国こども会連合会推奨商品」に認定されいます。お子さんのスマホデビューにはオススメの格安SIMといえるでしょう。
なお、TONEモバイルではスマホ本体との同時契約、もしくは手持ちのiPhoneとの契約どちらかになります。
今お使いのスマホをそのまま使いたい方や、アンドロイドスマホを使いたい方にとっては少々不便かもしれませんが、新しいスマホが欲しい方にとってはスマホ本体のサポートまでばっちりしてくれる点は魅力的ですね。

こんな方におすすめ
- スマホ本体のサポートまでしてほしい方
- スマホデビューを検討している方
LINEモバイル vs TONEモバイル
では、実際にLINEモバイルとTONEモバイルを比べてみましょう。様々な角度から比較を行ってみたいと思います。
今回比較を行うのは、以下6つの項目です。
まずは比較の結論からお見せします。
LINEモバイル | TONEモバイル | |
速度 | 普通 | 低速 |
料金比較 | SNSをたくさん使うなら◎ | 通信速度△だがネット使い放題 |
キャンペーン・割引比較 | ◎LINEポイント、2ヶ月間基本料ゼロ | ○ 3,000ポイント |
契約期間比較 | △ いつ解約しても1,000円 | × 2年間の最低利用期間に違約金 |
スマホ本体比較 | ○ 1万円〜3万円台の格安スマホ中心。購入は一括のみ。 | △オリジナルブランドの2種類のみ |
サポート比較 | ○ 電話・メール・LINEのチャットのみ | ◎ 店舗・電話サポート。スマホ本体の操作サポートが充実 |
この中から、気になる部分だけチェックしてもよし、一通りチェックしてもよしです。

LINEモバイル vs TONEモバイル:速度編。LINEモバイルは格安SIMの中では普通。TONEモバイルはそもそも高速通信はなし
「格安SIMは速度が一番気になる!」という方も非常に多いですよね。というわけで、まずは速度から比較してみましょう。
LINEモバイルドコモ回線の速度。
こうしてみると、LINEモバイルのドコモ回線は、格安SIMの中でもそこそこの速度であることが分かります。速度にもある程度の波がありますよね。

TONEモバイルは残念ながらこの比較グラフには含まれていません。
それは、TONEモバイルのネットは、高速通信ではなく500Kbps〜600Kbpsのやや低速通信と決められているからです。
後ほど、料金編のところで詳しくご紹介しますが、TONEモバイルのインターネットは原則無制限使い放題です。その代わり、速度は高速通信ではなく、やや低速通信のみ可能となっています。
ですから、「高速通信(5Mbps程度)ができないと困る!」という方はLINEモバイルの方がオススメですね。

なお、LINEモバイルはソフトバンクの子会社であることもあり、ソフトバンク回線は速度が非常に安定しています。速度を重視する方はLINEモバイルのソフトバンク回線を検討するのがオススメでしょう。
LINEモバイル vs TONEモバイル:料金編
続いては、料金編です。LINEモバイルとTONEモバイルの料金プランを比べてみましょう。
まずは1つずつ順番に見ていきたいと思います。
LINEモバイルの料金プラン:600〜3,200円で500MB〜12GB。どのプランにもデータフリーが付いてくる
基本プラン | ||
データ量 | 音声通話SIM | データSIM |
500MB | 1,100円 | 600円 |
3GB | 1,480円 | 980円 |
6GB | 2,200円 | 1,700円 |
12GB | 3,200円 | 2,700円 |
データフリーオプション | ||
LINEデータフリー(LINE) | 0円 | |
SNSデータフリー | 280円 | |
SNS音楽データフリー | 480円 | |
その他のオプション | ||
通話料:30秒/20円、10分電話かけ放題:880円、端末保証:450円、 持込端末保証:500円、LINE MUSICオプション:750円(2ヶ月間は無料)、WiFiオプション:200円、 ウイルスバスターオプション:420円、フィルタリングオプション:無料 |
LINEモバイルには、データSIM(SMS付き)・音声通話SIMの2種類のSIMカードがあります。そして、料金プランは1種類でシンプルです。
ドコモ回線とソフトバンク回線、au回線の基本料は同じです。
そして、追加で必要に応じてデータフリーオプションを契約することで、データフリー対象サービスを選ぶことが可能です。
データフリー対象
- LINEデータフリー(月額0円):LINE
- SNSデータフリー(月額280円):LINE・Twitter・Facebook
- SNS音楽データフリー(月額480円):LINE・Twitter・Facebook・Instagram・LINE MUSIC

なお、LINEモバイルのプランには、本体代や通話料は含まれていませんが、基本料は一年目も二年目も変動することはありません。ですから、別途オプションに加入しない限り、1年目も2年目もプラン表どおりの金額が基本料金になります。
また、通話料は、かけ放題オプションを追加しない限り、30秒あたり10円となります。

TONEモバイルの料金プラン:1,000円と1,500円プランのみでシンプル。ネットとIP電話は使い放題
続いては、TONEモバイルの料金プランです。
TONEモバイルには2種類の料金プランしかありませんので非常にシンプルで分かりやすいです。
1つは月額1,000円でインターネット通信とIP電話を使うことができるTONEモバイルの基本プランです。契約にはTONEモバイル専用のスマホを購入する必要があります。
もう1つは月額1,500円で、お手持ちのiPhoneにTONEモバイルのSIMカードを挿すプランです。こちらはSIMカードのみの契約となります。
ただ、これらの料金には090・080・070番の電話番号での通話機能はついてきません。090・080・070番号をつけたいという方は別途月額950円の090音声オプションを追加する必要があります。

IP電話とは050番から始まる電話番号のことで電話回線ではなくインターネットを利用した電話になります。IP電話は090・080・070番での通話と比べ、通話料が安いという特徴があります。
TONEモバイルでの通話料は以下の通りです。

出典:TONEモバイル公式サイト(https://tone.ne.jp/service/)
IP電話でも携帯電話・固定電話に発信することができますので、電話番号を新規で作るという方は問題ないでしょう。ただ、他社の090・080・070の電話番号そのままでTONEモバイルに乗り換えたいという方は、音声オプションを追加する必要がありますね。

インターネットに関しては、容量無制限で使い放題になります。しかし、無制限で使い放題になるのは、通信速度が500kbps〜600kbps程度のインターネットです。
この速度は決して速いとは言えません。
ネットをサクサク使うには1Mbps〜5Mbpsの通信速度が必要ですから、使い放題とはいえ、サクサク使うのは難しいと思った方が良いでしょう。

お家にWiFiがない方や、外でもネットをサクサク使いたいという方は、「高速チケットオプション」を1GB300〜445円で購入する必要があります。

なお、TONEモバイルの料金プランはLINEモバイルと同様、スマホ本体代金は含まれていません。TONEモバイルスマホ本体代金は回線契約時に一括購入か24回の分割支払いとなります。
TONEモバイル公式サイト
まとめ:基本料はLINEモバイルの方が安く、データフリーもあるのでコスパも高い。TONEモバイルで090・080・070番を付けようとすると割高に
料金表の金額だけをみると、LINEモバイルの方がリーズナブルだというとが分かります。
加えて、LINEモバイルにはデータフリーがありますから、SNSをたくさん使う方にはLINEモバイルの方が良いでしょう。
なお、「通信速度は遅くてもデータ残量を気にしない方がいい!」「毎月必要な分だけ高速チケットを購入した方が分かりやすい!」という方はTONEモバイル向きかもしれませんね。
以上のことから、LINEモバイルとTONEモバイルの料金比較でのキーは「SNSをたくさん使うか」「090番は必要か」と言えそうです。
SNSをたくさん使う方は、LINEモバイルのデータフリーの恩恵をたくさん受けることができ、結果容量の少ないプランで契約できることも多いです。
TONEモバイルの場合、090番が不要で、高速データもさほど必要でない方は安く抑えることができますが、それでも料金的にコスパか良いとは言い難いでしょう。

LINEモバイル vs TONEモバイル:キャンペーン・割引編
次はキャンペーン・割引編です。
わざわざ乗り換えをするなら、少しでもお得なキャンペーンがあったり割引があったりするところの方が嬉しいですよね!
基本料はちょっぴり高くてもキャンペーンを加味すると、総合的には安くなる!なんてことは日常茶飯事ですから、この部分もしっかりチェックしましょう!
LINEモバイルのキャンペーン・割引:基本料2ヶ月無料と最大10,000ポイントバックキャンペーンが魅力的!

LINEモバイルは常に様々なキャンペーンを行なっています。特に今月は商戦期ということもあり、今までに類を見ないくらいキャンペーンが豊富です。
ただ、キャンペーン最新情報の詳細をここで説明すると長くなってしまうので、現在開催中のキャンペーンを簡潔にご紹介します。
開催中のキャンペーン
- 月額基本利用料2ヶ月0円キャンペーン(終了日未定)
- データフリーオプション2ヶ月0円キャンペーン(終了日未定)
- 最大10,000円相当!夏のWプレゼントキャンペーン(終了日未定)
- OPPO・HUAWEI 在庫一掃SALE(7月15日まで)
- 招待キャンペーン(終了日未定)
- 2回線目以降事務手数料無料(終了日未定)
現在LINEモバイルは基本料利用料2ヶ月0円キャンペーンを実施中です。これは、音声通話SIM契約で3GB以上のプランであれば適用となるキャンペーンです。
加えて、最大10,000円相当!夏のWプレゼントキャンペーンは、最大10,000円分のLINEポイントもしくは10,000円相当のLINE Pay残高がもらえる非常に太っ腹なキャンペーンです。
私は毎月LINEモバイルのキャンペーンをまとめていますが、今月は新プラン発表に伴いキャンペーンが非常にホットです。キャンペーンをしっかり活用することが出来れば、かなりお得に契約ができてしまいます。

TONEモバイルのキャンペーン・割引:学割・シニア割
一方、TONEモバイルも気になるキャンペーンを行なっていて、目が離せません。
2021年1月現時点で代表的なものが
開催中のキャンペーン
- 3,000ポイントプレゼント(終了日未定)
- 紹介キャンペーン(終了日未定)
になります。
→TONEモバイル公式サイト
キャンペーン情報で詳細をチェック!
現在は、新規契約で3,000円分のTポイントがもらえるキャンペーンが実施中です。初期費用に当てられるのは嬉しいですね。

まとめ:LINEモバイルは今月は今までで一番キャンペーンが盛りだくさん!TONEモバイルはスマホデビューにはもってこい!
キャンペーン・割引に関してはLINEモバイル、TONEモバイル共に魅力的なものを用意していると思います。
ただ、今月はLINEモバイルのキャンペーンの方が圧倒的に魅力的です。今なら、LINEポイントが最大5,000円もらえるほか、基本料が2ヶ月間ゼロになります。
毎月LINEモバイルのキャンペーンをまとめている私でも、ここまで魅力的なキャンペーンがある月は初めてです(笑)LINEモバイルを検討中の方は、確実にこのタイミングを逃さない方が良いと思いますよ。
一方、TONEモバイルも今月は頑張っていると思います。普段はキャンペーンが大人しめな傾向があるのですが、今月は3,000円分のポイントがもらえますからね。

LINEモバイル vs TONEモバイル:契約期間編
続いては契約期間について見てみましょう。
契約期間も携帯会社を決める上では重要な要素ですよね。
今後より魅力的な携帯会社を発見した時に、スムーズに乗り換えられるのか、余分なお金が発生してしまう可能性はあるのか、きちんと確認しておきましょう。
LINEモバイル:2020年2月19日からは最低利用期間なしに!
まずは、LINEモバイルからです。先ほど軽く触れましたが、LINEモバイルには
- データSIM(SMS付き)
- 音声通話SIM
の2種類のSIMカードがあります。
いずれも契約期間なし、解約タイミングを気にせず解約できます。

ただ、音声通話SIM・データSIM(SMS付き)どちらも解約手数料が1,000円(税抜)に設定されています。
いつ解約しても1,000円(税抜)が発生してしまうので要注意です。

TONEモバイル:課金開始日から2年間!違約金あり!
続いてTONEモバイルです。
TONEモバイルでは、課金開始日から2年以内に解約をすると、違約金9,800円が発生します。
また、090音声オプション契約から6ヶ月以内に他社に電話番号そのままで乗り換えた(MNPした)場合は、MNP転出手数料として9,800円が発生します。2年以内の解約違約金9,800円と、MNP転出手数料両方に該当してしまう場合は、一方のみの支払いとなります。

まとめ:LINEモバイルの方が良心的。TONEモバイルは最低利用期間がLINEモバイルの倍
契約期間に関しては、LINEモバイルが圧倒的に優位と言えそうです。
LINEモバイルであればいつ解約しても1,000円の手数料で済みます。
一方、TONEモバイルは最低利用期間も2年間と長い上、音声オプションを追加した場合にはさらにそこから6ヶ月の縛りを受けるため、自由度が高いとは言えないでしょう。

LINEモバイル vs TONEモバイル:スマホ本体編
次は、取り扱っているスマホ本体を比較してみたいと思います。
今使っているスマホそのままでLINEモバイルに乗り換えたい!と思っている方はこの部分は飛ばしていただいて大丈夫です。しかし!今使っているスマホをそのままLINEモバイルで使う場合はSIMロック解除が必要です(LINEモバイルはauの場合、TONEモバイルはauとSoftBankの場合)。
詳細は以下の関連記事で確認してくださいね。
なお、TONEモバイルでは、今使っているスマホそのまま使うことはできません。回線の契約と同時にスマホ本体の購入が必須となっていますので注意が必要です。
では、それぞれの会社が取り扱っている機種と料金を確認して見ましょう!
LINEモバイルで購入することができる機種は13種類。人気の機種が多い
以下の機種が2021年1月現在LINEモバイルが取り扱っている機種です。
表示されている価格も現時点のものになりますので、最新情報はLINEモバイル公式サイトで確認してくださいね。





LINEモバイルが2021年1月時点で扱っているのは、iPhoneを含め全13機種です。
1万円以下で買える格安スマホから、6万円代の中級モデルまで、幅広く取り扱っています。
なお、LINEモバイルでスマホを購入する際は、一括支払いか24回分割支払いとなります。
また、LINEモバイルで契約と同時にスマホを購入すると初期設定が全て行われた状態で配送されてきます。初期設定は決して難しいわけではないのですが、「どうしても不安」という方や「面倒くさい」という方には嬉しいですね!

TONEモバイルで購入することができる機種はオリジナルブランドのみ。契約と同時にどちらかのスマホの購入が必須
続いてTONEモバイルで購入することのできる機種を確認してみましょう!
2021年1月時点でTONEモバイルで購入できる機種は以下の1種類です。

出典:TONEモバイル公式サイト(https://tone.ne.jp/product/)
TONEモバイルでは現在オリジナルブランドのTONEのみの扱いとなっています。こちらも、TONEモバイル公式サイト で最新情報は確認してくださいね。
TONEモバイルでは、上記のスマホを回線契約と同時に購入します。オリジナルブランドと言うこともあり、ウェブ上に操作マニュアルが用意されていたりとスマホの操作までサポート体制が整っていることが魅力ですね。
なお、本体代金は分割支払いも可能ですが、「Tカードプラス(TONE×TSUTAYA)」を新規発行し、支払いをTカードプラスでする場合のみ分割手数料がタダになります。それ以外でのカードの支払いでは分割手数料に注意が必要です。

まとめ:品揃えはLINEモバイル。操作サポートまで望むならオリジナルブランドのTONEモバイル
乗り換えと同時にスマホ本体の購入を検討している方は、LINEモバイルの方が品揃えも多いので便利かもしれません。
一方、TONEモバイルではオリジナルブランドのみを扱うことにより、スマホ操作のサポートを充実させています。初めてスマホを持つ方や、正直どのスマホがいいのかよく分からないという方にはオススメですね。
以上のことから、スマホ本体の比較では、「機種にこだわりがあるか」「スマホの操作サポートがあった方がよいか」がキーとなるでしょう。
とりあえず分かりやすいスマホが欲しい、操作までサポートしてくれた方が嬉しいという方は、TONEモバイルでオリジナルブランドのスマホを契約した方がいいでしょう。
機種は自分で選びたいという方は、LINEモバイルが向いているといえますね。
なお、LINEモバイルでは希望のスマホの取り扱いがなくても、大手家電量販店やApple StoreでSIMフリー版を購入し、SIMカードのみの契約をすることも可能です。
その際はLINEモバイル公式サイトで、そのスマホが使えるのかどうか事前に確認してくださいね!

LINEモバイル vs TONEモバイル:サポート編
さて、次はサポート編です。
何かトラブルがあった時にサポート体制が整っていると非常に安心ですよね。
LINEモバイルとTONEモバイルのサポート体制には異なる点がいくつかありますので、それぞれ確認してみましょう。
LINEモバイルのサポートは電話・メール・いつでもヘルプ
まずはLINEモバイルのサポート体制から確認していきます。
LINEモバイルは実店舗を構えていません。
一部の家電量販店にはLINEモバイルコーナーがありますが、大手携帯会社のショップのように、困った時に駆けこめるような場所ではないのが現状です。
LINEモバイルのサポートは原則、電話・メール・LINEでのチャットのいずれかになります。
この中でもLINEでのチャットサポート「いつでもヘルプ」は24時間365日体制の非常に優秀な窓口です。LINE上でのやりとりとなるので、実際の画像を送ったりオペーレータが言ったことを文字で確認することができます。
実際に私も、LINEモバイルを契約してから「いつでもヘルプ」を何度も利用してきました。ほとんどの場合すぐにオペレーターに接続されますし、画像を送ることができるのは非常に便利です。入力に関しても時間制限があるわけではないので、ゆっくり打っても全然大丈夫ですよ!
一方、スマホで文字を打つのは苦手…という方には電話のサポートが向いているかもしれませんね。こちらは10時から19時の窓口ですが、専門のスタッフが丁寧に対応してくれます。

TONEモバイルのサポートはTUTAYA店頭。スマホの遠隔操作説明やスマホ教室もあり
一方、TONEモバイルは全国にあるTUTAYAでサポートを受けることが可能です。
ただし、全国の全てのTUTAYAではなく、TONEモバイル取扱店のみとなりますので注意が必要ですね。
なお、電話の窓口では、契約内容に関する質問はもちろんのこと、遠隔操作によりスマホの操作方法の説明を受けることが可能です。これにより、スマホの操作で困った時にはすぐに対応してもらうことができます。
加えて、一部のTUTAYAではスマホ教室を無料で受講することもできます。

特に、スマホの操作に関するサポートはオリジナルブランドのみを取り扱うTONEモバイルの強みと言えるでしょう。なお、遠隔操作で教えてもらうほどでもない時はTONEモバイルホームページ上で詳しい操作マニュアルを確認することもできます。
また、TONEモバイルのスマホは、ネット接続で不具合が出た時に購入時の箱の上に置くと自動で問題を見つけ解決してくれるというユニークな機能も備えています。
スマホを持つのは初めてという方や、とにかく機械には弱いという方でも安心ですね。
TONEモバイル公式サイトまとめ:LINEモバイルはいつでも気軽に使えるサポート。TONEモバイルはスマホの本体まで手厚いサポート
サポート体制に関してはTONEモバイルの方が優位と言えるでしょう。
特にスマホ本体の操作に不安がある方にとっては、遠隔操作でのサポートやスマホ教室は心強いですね。
LINEモバイルの「いつでもヘルプ」はいつでもどこでも利用できるため、より手軽さを求める方に向いているかもしれません。
なお、格安SIMで専門のショップをたくさん構えているところがいい!という方はY!mobile、
UQモバイル、
楽天モバイルのいずれかが良いかと思います。
ご興味のある方は、この3つとLINEモバイルを比較した以下の関連記事を参考にしてみてくださいね。
関連記事【徹底比較】LINEモバイルとYモバイルどう違う?自分にはどっちが合ってる?
関連記事【徹底比較】LINEモバイルとUQモバイルどう違う?自分にはどっちが合ってる?
関連記事【徹底比較】LINEモバイルと楽天モバイルどう違う?自分にはどっちが合ってる?
LINEモバイル vs TONEモバイル全6比較まとめ!
これで全6カテゴリーの比較が終わりました。
だいぶ長くなってしまいましたし、情報量も多かったかと思いますので、一度頭を整理したいと思います。
LINEモバイル | TONEモバイル | |
速度 | 普通 | 低速 |
料金比較 | SNSをたくさん使うなら◎ | 通信速度△だがネット使い放題 |
キャンペーン・割引比較 | ◎LINEポイント、2ヶ月間基本料ゼロ | ○3,000ポイント |
契約期間比較 | △ いつ解約しても1,000円 | × 2年間の最低利用期間に違約金 |
スマホ本体比較 | ○ 1万円〜3万円台の格安スマホ中心。購入は一括のみ。 | △オリジナルブランドの2種類のみ |
サポート比較 | ○ 電話・メール・LINEのチャットのみ | ◎ 店舗・電話サポート。スマホ本体の操作サポートが充実 |

まま子さん、その通りなのです。ですから、最終的にはあなたが何を重要視するかで決めるしかありません。
それぞれの携帯会社の特徴と、この比較結果を総合的に判断し、私は1つの判断材料として、
判断材料
- SNSをたくさん使うならLINEモバイル
- とにかく分かりやすいスマホ・契約ならTONEモバイル
を提案しましたが、この基準はきっと人それぞれですよね。
もちろん、どちらの会社も全て完璧ではありません。
両方の特徴を確認し、さらにこの6カテゴリーの中で自分にもっとも大切だと思えるものを基準に選んでいただければ、間違いないはずです。
個人的な意見でいうと、現段階ではLINEモバイルの方が魅力的かと思います。
TONEモバイルはサポート体制が充実していますが、料金もさほど安くありません。ネットの速度も快適とは言えないでしょう。
お子さんのスマホデビューに関しても、LINEモバイルでも無料のフィルタリングサービスが付いてきますので、TONEモバイルのTONEファミリーとほぼ同様の機能が使えます(ウェブフィルタリング、位置検索など)。
それに、お子さんの場合、スマホが初めてでもすぐに使いこなすようになりますから、遠隔操作サポートやスマホ教室が魅力的とは限りませんね。
関連記事【必見】安さだけじゃない!LINEモバイルが子供にも安心な理由と注意点!
関連記事【徹底解説】子供のスマホデビューはLINEモバイルの500円プランが絶対いい!メリット・デメリット・おすすめアプリまで!
ただ、ご年配の方をはじめとする「とにかくスマホが苦手」という方や、「どのスマホを選んだらいいのか分からない」という方にとってはTONEモバイルは使いやすいかもしれません。

まとめ:LINEモバイルもTONEモバイルもメリット・デメリットあり!最終的には何を重要視するかが大切!
いかがでしたか。今回はLINEモバイルとTONEモバイルを徹底比較してみました。
ここまで長い記事を読んでいただきありがとうございました!
毎日使う大切なスマホだからこそ、乗り換えに慎重になるのは当たり前ですし、むしろ自分に最適な携帯会社をきちんと探すのは素晴らしいことだと思います。
この記事が、そんなあなたの判断を少しでもフォローできていれば幸いです。
今は大量の情報で頭がいっぱいいっぱいがと思うので、次は気になる項目のみチェックすると一気にスッキリするかと思いますよ。
あとはLINEモバイル公式サイトやTONEモバイル公式サイト
を眺めてから決めるというのも良い方法だと思います。
いくら毎月の料金が安いとはいえ、大切なスマホの契約ですから、自分が納得ができるまで、じっくり考えてみてくださいね。
なお、当サイトではLINEモバイルをたくさんご紹介しています。
今回比較してみてLINEモバイルが気になる!という方はぜひ「たった4ステップ!LINEモバイル乗り換え方法をどこよりも丁寧に解説!」を参考に乗り換え方法を確認してみてくださいね!
LINEモバイル公式サイトTONEモバイル公式サイト