

iPadにはWi-Fiのみに対応したモデルと、SIMカードを入れて単体で通信できるCellularモデル(セルラーモデル)が存在します。
iPadのセルラーモデルは、Yモバイルでの利用にも対応しています。
この記事では、iPadにおけるYモバイルの対応状況について解説します。
目次
iPadにはSIMカードを入れて単体で通信できるセルラーモデルもある!

引用:Apple公式サイト(https://www.apple.com/jp/ipad/compare/)
家電量販店などで広く売られているiPadはWi-Fi接続のみに対応していますが、iPadの中にはSIMカードを入れて単体で通信できるセルラーモデル(Wi-Fi+Cellularモデル)もあります。
セルラーモデルのiPadにnanoSIMを入れて初期設定をすれば、すぐにデータ通信を利用可能になりますよ。
ちなみにiPad Air2やiPad mini3~4、iPad第5~6世代、iPad Pro12.9インチの第2世代については「Apple SIM」にも対応しています。

Apple SIMは本体に内蔵されているSIMで、国内外の携帯会社と契約することでSIMカードを入れなくても通信可能になるシステムです。

2021年4月時点で販売されているSIMフリーiPad
2021年4月時点で、日本国内で新品が取り扱われているSIMフリーiPadは以下のとおりです。
- iPad Pro(11インチ第2世代、12.9インチ第4世代)
- iPad Air第4世代
- iPad mini第5世代
- iPad第8世代
Apple Storeや家電量販店などで、それぞれ購入可能です。
お店によってはWi-Fiモデルしか取り扱いがないケースもあるので、ご注意ください。

YモバイルでiPadは使える?
YモバイルのSIMでも、iPadを使えます。
詳しい対応状況について、解説します。
最新のiPad Air第4世代やiPad第8世代など、たくさんの機種で動作確認が行われている
Yモバイル公式サイトでは、様々なスマートフォンやタブレットでの動作確認状況が報告されています。
確認してみたところ、2021年3月時点では以下の機種がYモバイルでの利用に対応していました。
- iPad Pro第4世代(12.9インチ)、第3世代(12.9インチ)、第2世代(11インチ、12.9インチ)、第1世代(11インチ、10.5インチ、12.9インチ)
- iPad Air第4世代、第3世代
- iPad mini第5世代、iPad mini 4
- iPad第8世代、第7世代、第6世代、第5世代
iPad Air2やiPad mini3、iPad Pro(9.7インチ)など、動作確認が既に行われていないモデルもあるのでご注意ください。

キャリア版iPadも動作確認済み
iPadのセルラーモデルにはSIMフリー版だけでなくドコモ、au、Softbankのキャリア版もありますが、いずれも動作確認済みです。
ただしSIMロックが解除されていることが条件となっているので、ご注意ください。
iPadでYモバイルのSIMを使う際の初期設定の流れ
iPadでYモバイルのSIMを使う場合は、事前に構成プロファイルのインストールが必要となります。
こちらのURLをiPadのSafariで開いて、画面の指示に従って構成ファイルをダウンロードし、設定アプリからインストールしましょう。

YモバイルでiPadを使うメリットは?
YモバイルでiPadのセルラーモデルを使うメリットとしては、以下の4点が挙げられます。
- 場所を選ばず通信できるので、地図を見たり調べ物をしたりなどで活躍しやすい
- テザリングのためにスマホを操作する手間がかからない、バッテリー消費もしなくて済む
- スマホと通信量を共有しなくていいので、通信制限のリスクが軽減する(万が一iPad側の通信量を使い切ってもスマホは速度制限にならない)
- Yモバイルは高速なので、お昼や夜でも安定したネット環境で通信できる
スマホなどからのテザリングでもiPadはインターネットに接続できますが、セルラーモデルにYモバイルのSIMを入れるならより手軽です。
面倒な設定などをしなくてもすぐにネットを使って調べ物などを行えますし、Yモバイルならお昼などもスムーズに動画再生やWeb閲覧などを行えますよ。

iPadをYモバイルで使う際の注意点
iPadのセルラーモデルをYモバイルで使うにあたって、いくつか気をつけたいポイントがあります。
それぞれ解説するので、チェックしてみてくださいね。
iPadは通話に非対応!音声通話SIMを契約しても音声通話は利用できない
タブレット端末には通話対応のものと非対応のものがありますが、iPadはどのモデルでも通話に対応していません。
Yモバイルでは基本的に音声通話対応SIMを使うことになると思われますが、iPadで通話は行なえません。

キャリア版iPadを使う場合はSIMロックの解除が必須!
キャリアで販売されていたiPadをYモバイルで使う場合は、事前にSIMロックを解除しなければいけません。
SIMロックはMy docomoやMy au、My SoftbankといったWeb上の会員向けサイトからすぐに無料で行えます。

SMSやMMSの受信ができない
iPadは、音声通話に加えてSMSやMMSにも対応していません。


YモバイルのSMSやMMSを使う場合は、他の端末にSIMカードを入れる必要があります。
YモバイルでiPadを使う場合のおすすめ料金プラン
YモバイルでiPadを使う場合に気になるのは料金プランでしょう。
YモバイルでiPadを使う場合におすすめなのは、シンプルS/M/Lです。
Yモバイルの料金プラン | ||
容量 | 月額料金 | |
S | 3GB | 2,178円(税込) |
M | 15GB | 3,278円(税込) |
L | 25GB | 4,158円(税込) |
タブレット向けプラントしてデータSIMのデータベーシックプランも存在しますが、1GB2,178円(税込)とかなり割高な料金設定です。
音声通話ができないiPadで使うとしても、音声通話SIMのシンプルS/M/Lを選んだほうがお得になりますよ。

またオンラインストアを見る限り、機種の購入無しでデータベーシックプランを契約すること自体ができません。
以上のことから、iPadで使うYモバイルのSIMは、音声通話SIMのシンプルS/M/Lがおすすめです。
メインスマホもYモバイルで使えば、家族割引サービスを適用して月額料金を最大1,188円(税込)割引にできる!
シンプルS/M/Lでは、2回線目以降の月額料金が家族割引サービス適用により1,188円(税込)割引になります。
メインスマホをYモバイルで契約するなどの方法で、iPadに入れるSIMの月額料金は900~2,700円(税抜)まで抑えられますよ。

なお家族割引サービスは、自分で複数の回線を契約したときも対象になるので、ご安心ください。
Wi-Fiモデルを買ってスマホからテザリング運用する方法もある
iPadを外で使う場合、セルラーモデルにSIMを入れる以外に、Wi-Fiモデルを買ってスマホのテザリング機能を使う方法もあります。
スマホと合わせて複数のSIMを契約して管理するのが面倒・通信費をできるだけ抑えたいといった場合は、Wi-Fiモデルのテザリング運用も検討してみてください。

ただしテザリングは、スマホ側のバッテリー消費があったり、通信量を共有するためすぐに当月の通信量を使い切ってしまう恐れがあったりと注意も必要です。
まとめ
iPad Air第4世代やiPad第8世代など、様々なiPadがYモバイルでの利用に対応しています。
利用にあたっては構成プロファイルのインストールが必要なので、忘れずにインストールしてくださいね。
iPadで使うYモバイルの料金プランは、月額2,178円(税込)からと安価なシンプルS/M/Lがおすすめです。
シンプルS/M/Lなら、スマホとセットで契約するなどすれば家族割引を適用し、iPadを月額900円(税抜)から運用することもできますよ。
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