

「毎月のスマホ代を安くしたい…」
そう思った時に、まず気になるのは格安SIMですよね。
特に、YモバイルやUQモバイルといったサブブランドは大々的に宣伝を行なっていますし、街中で実店舗を見かけることも多いので、気になっている方もたくさんいらっしゃることかと思います。
その中でもYモバイルは無制限のかけ放題があったり、通信速度が速かったりと使い勝手が大手携帯会社に非常に近いです。
とは言え、いざ格安SIMに乗り換えるとなると何かと不安ですよね…。いつも店員さんに手続きをやってもらっていた方からしたら、何をどうしたらいいか分からなくて当然のことだと思います。
しかし、実際には、Yモバイルへの乗り換えはとっても簡単です。乗り換え手順や注意事項をしっかり理解すれば、誰でも失敗せずに乗り換えられます。
そこで本記事では、実際にYモバイル乗り換え経験者でショップでの勤務経験もある私が
- auからYモバイルへ乗り換える手順
- auからYモバイルに乗り換える前に確認しておきたいこと
について詳しく解説します。
手順だけでなく注意点や確認事項もしっかりまとめてみました。この記事を読めば、失敗することなくYモバイルに乗り換えられること間違いなしです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
auからYモバイルへの乗り換えは4ステップで完了!
auからYモバイルへの乗り換えは以下の4ステップで完了します。
- 利用するスマホを決める
- auからMNP予約番号を取得する
- Yモバイルを申し込む
- 初期設定を行う
それぞれについて詳しく見ていきますね。
ステップ①Yモバイルでauスマホを継続利用するか、新しいスマホをセット購入するかを選ぶ
まずはYモバイルで利用するスマホを決めましょう。
具体的には、
- auのスマホをそのまま使う
- Yモバイルで新しいスマホを購入する
のどちらにするかを選択します。

auのスマホをそのまま使う場合
auで使っているスマホはiPhone/AndroidともにYモバイルで使うことができます。
そのまま使いまわせば、本体代も浮きますから毎月のスマホ代も圧倒的に安くなります。
ただし「SIMロック解除」が必要です。


SIMロックがかかっていると、特定の携帯電話会社以外を使うことができなくなります。auのスマホの場合、auのSIMロックがかかっているのでドコモやソフトバンクのSIMカードを挿しても使えないようになっているんですね。
そのため、Yモバイルでauのスマホを使うには、事前にSIMロック解除をしておかなければなりません。


そうなんです…。auのiPhoneの場合、SIMロック解除ができればいずれもYモバイルが利用可能です。しかし、Androidの場合はSIMロック解除をしてもYモバイルが使えないことがあります。

そうなんです。この辺りは少しややこしいので、一番簡単な確認方法をご紹介します。
ずばり、動作確認済み端末一覧を確認する方法です!
Yモバイルは独自にスマホの動作確認を行い、正常に使えるものを公式サイトで公表しています。手持ちのスマホでYモバイルを使いたい場合は、Yモバイル公式サイトより動作確認されているかどうかをチェックしてくださいね。

出典:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/)

出典:Yモバイル公式サイト(https://www.ymobile.jp/plan/smartphone/)
この「動作確認済み機種一覧」に利用予定のスマホがあれば、Yモバイルでもきちんと使えますのでご安心ください。
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Yモバイルでシムカードのみ契約は特別割引で1万4千円トク!手順に注意点を徹底紹介!
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Yモバイルで新しいスマホを購入する場合
Yモバイルではスマホセットを契約することもできます。
auのスマホがYモバイルで使えない場合や、スマホも新しくしたい方はYモバイルでセット契約しましょう。
2021年2月現在、Yモバイルで購入できるスマホは以下の通りです。
種類 | 機種名 |
iPhone | iPhone 6s,iPhone7 |
Android | HUAWEI P30 lite、かんたんスマホ、HUAWEI P20 lite、Android One X5/X4/X3/X2/X1/S5/S4/S3/S1 |
全部で14種類のスマホから選べます。Androidだけでなく、iPhoneも購入できるのはうれしいですね。

おすすめスマホはこちら!
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ステップ②auでMNP予約番号を取得する
利用するスマホが決まったら、auからMNP予約番号を取得しましょう。


MNPは別の携帯電話会社に今の電話番号を引き継ぐことです。一般的に「乗り換え」は電話番号を変えることなく、携帯会社のみを変更することを指しますから、「乗り換え」を考えいるほとんどの方がMNPを利用する必要があります。


MNPを利用するにはauからMNP予約番号を取得する必要があります。
方法は2つで、auでMNP予約番号を取得する方法はショップと電話の2つです。店舗の場合は近くのショップに行き、店員さんにMNP予約番号を取得したいことを伝えてください。
電話の場合は以下の番号にかけ「MNP予約番号が取得したい」とオペレーターに伝えればOKです。
au携帯/一般電話共通:0077-75470
(受付時間:9:00~20:00、通話料無料)

契約者の統一もお忘れなく!
MNPを利用する場合は、契約者の名義に気を付けましょう。
auの契約者名義と、Yモバイルの契約者名義が異なる場合、MNPができません。
例えばauを父親名義で契約している場合、Yモバイルも父親名義での契約になります。もし、母親名義でYモバイルを契約したい場合は、まずauの契約名義を母親にしてからMNPをする必要があります。
MNPと同時に名義変更をすることはできませんのでご注意くださいね。


ステップ③MNP予約番号取得後そのままYモバイルの申し込みに進む
ここまで来たら、いよいよ次はYモバイルの申し込みです!

MNP予約番号を取得したら、そのままYモバイルの申し込みをしましょう。
MNP予約番号には15日間の有効期限が設定されています。
有効期限を過ぎてしまうと、再度MNP予約番号を取得しないといけません。
2回取得したところで、手数料が取られるといったことは無いのですが…2回も取得しないといけないのは面倒ですよね…?わざわざ、電話口で耳障りな音楽を聞きながら待たされるのは真っ平御免という方がほとんどではないでしょうか(はい、私です(笑))。
ということで、MNP予約番号を取得するのは乗り換える直前にし、取得をしたらなるべく早く申し込みましょう。
Yモバイル公式サイトウェブ申し込みの方が活用できるキャンペーンが多い!
Yモバイルの申し込み方法は大きく分けると以下の2つがあります。
- 店舗
- ウェブ
Yモバイルは店舗数が多いので、店舗で申し込もうと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし…実はここに大きな落とし穴があって…。

Yモバイルはウェブから申し込む方が圧倒的にお得なんです。
なぜなら、ウェブ申し込みであればウェブ限定のお得なキャンペーンを利用することができるからです!
現在、auからYモバイルへの乗り換えをYahoo!JAPANが運営するYahoo!モバイルオンラインストアから申し込むと、PayPayボーナスライトがもらえることがあります(特典内容は時期によって異なります)。
Yモバイルの最新キャンペーンについては以下の記事で詳しく解説しています。乗り換え前にチェックしてみてくださいね。
最新キャンペーンまとめはこちら!
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【2月最新版】100%お得!Yモバイルキャンペーン詳細に一番賢い併用方法!
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当然ですが、店舗から申し込んだ場合はウェブ限定割引は受けられません。
そもそも運営に人件費やらテナント料がかかる店舗ではウェブ申し込みほどキャンペーンを充実させることが難しいんですね。


ということで、キャンペーンを利用する場合はウェブからYモバイルを申し込みましょう。これ、後から気づくとショックが大きです(笑)なにせ、2万円近い差がでますから。


Yモバイルをウェブから申し込む手順は以下の通りです。
- (端末セットの場合)利用する端末、カラー、支払い方法を選択
- (SIMカードのみの場合)SIMカードサイズを選択
- 契約方法で「のりかえ」を選び、現在のキャリアを選択
- 料金プランとオプションを選択
- 本人確認書類のアップロード
- MNP予約番号の入力
- 契約者情報(名前や住所)の入力
- 支払い方法の入力
SIMカード単体契約の方は、1つだけ注意して欲しいところがあって、選択するSIMカードのサイズですね。SIMカードには3種類の大きさがあるので、手持ちのスマホを使う場合はSIMカードサイズの選択を間違えないようにしましょう。
ちなみに、iPhoneの場合はnano SIMサイズを選んでくださいね。Androidは端末によってサイズが異なるので、取扱説明書などでしっかり確認しておきましょう。

ただ、SIMカードのサイズだけしっかり抑えることができれば、あとは黙々と個人情報を入力したり申し込みたいプランを選択したりするだけでOKです。
専門用語は出てきませんし、画面の指示にしたがって進めれば誰でも簡単に終わらせられます。
【おまけ】Yモバイルはどのくらいで届くの?

Yモバイルは申し込んでから最短3日で到着します。
土日も発送手続きをしてくれるので、平日に申し込みをしにくい社会人でも安心です。
ただし、これは審査がスムーズに終わった場合です。審査につまづいてしまうと到着まで時間がかかってしまいます。
以下の点に気を付けて審査をスムーズに通過できるようにしましょう。
- 契約者情報を正しく入力する
- MNP予約番号を正しく入力する
- 本人確認書類に不備がないようにする
また、申し込む時期にも気を付けましょう。
繁忙期(入学シーズンの3月など)やキャンペーンの期限間近になると申し込みが殺到し、配送が遅れることがあります。
急いでいる場合はそういった時期を避けて申し込むと良いと思いますよ。
ステップ④Yモバイルが届いたら初期設定を行う
さて、申し込みが終わったらあとは初期設定だけですね!
Yモバイルの端末またはSIMカードが届いたら初期設定を行いましょう。
初期設定では、
- 開通設定
- APN設定
の2つを行います。どちらもとても簡単な手続きですのでご安心ください。
au回線からYモバイル回線へと切り替える開通設定
MNPを利用した場合は、最初に開通設定を行います。
開通設定を行うことで、回線がauからYモバイルに切り替わります。

YモバイルのSIMカードまたはスマホと一緒に、開通設定に関する関する書類が届きます。そこに記載されている番号に電話し、音声案内に従えば開通設定が完了です。
開通設定が終わるとauのSIMカードは使えなくなり、YモバイルのSIMカードで通話ができるようになります。
Yモバイルでデータ通信が使えるようにするAPN設定(スマホセット契約の場合は不要なこともあり)
開通設定が終わったら電話ができるようになりますが、データ通信はまだできません。
データ通信を利用するにはさらに「APN設定」をする必要があります。

APN設定の方法はiPhoneとAndroidで異なります。
iPhoneの場合はAPN構成プロファイルという専用ファイルをダウンロードするだけで設定完了です。
- iPhoneをWi-Fiに接続し、ブラウザ(Safari)を起動する
- Yモバイルの「APN設定用の構成プロファイルについて」ページにアクセスする
- 構成プロファイルが自動でダウンロードおよび設定されるのを待つ
Androidの場合はあらかじめ複数のAPN情報がインストールされているので、その中からYモバイルのAPNを選択すればOKです。
- 設定から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタップ
- APN一覧からYモバイルを選択
なお、Androidの設定方法は機種によって微妙に異なります。詳しくは取り扱い説明書を参考にしてください。
また、Yモバイルでセット購入したスマホはAPN設定をしなくても使えることがあります。すでにYモバイルで通信ができるようでしたら、APN設定済みですので、このステップは飛ばしてしまって大丈夫です。
初期設定の詳細はこちら!
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【初心者用】Yモバイル初期設定一覧!これで全ての設定が完璧!
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Yモバイルが開通したら、auは自動解約となるので別途解約の手続きを取る必要はなし!


Yモバイルが開通したらそれまで使っていたauは自動解約になります。
別途、解約手続きをする必要はありません。

auからYモバイルへの乗り換えで事前にチェックしておきたいこと


ここまで、auからYモバイルへの乗り換え手順を解説してきました。
いかかでしたか?こうしてみると、意外と簡単そうに思えてきますよね?確かにYモバイルへの乗り換えは、たった4ステップで完了するわけですから、手続き自体は難しくありません。
ただ、auからYモバイルに乗り換える際には注意点や確認しておくべきことがいくつかあります。それらを確認せずに乗り換えると後悔することになりかねません。Yモバイルに乗り換える前に、必ず以下の点をチェックしておきましょう。

auのキャリアメールは使えなくなる
auからYモバイルに乗り換えると、auのキャリアメール(@au.com)は使えなくなります。
キャリアメールはそもそも、auが提供しているキャリアメールサービスなので、auを解約したら使えなくなるのは当然ちゃ当然なのですが…
知らずにいきなりメールアドレスが使えなくなってしまうと不便ですので「乗り換えると使えなくなる」というのは念頭に置いておきましょう。
なお、キャリアメール自体はYモバイルでも利用可能です。通常の格安SIMではキャリアメールは使えませんが、Yモバイルでは無料でキャリアメールが使えます。
しかし、アドレスを引き継ぐことはできず、新しいアドレスとなってしまいますので、変更を友だちに知らせたり、会員サイトの登録アドレスを変更したりする手間は生じてしまいます。
メールアドレスの設定はこちらの記事で紹介しています!
-
【初心者用】Yモバイル初期設定一覧!これで全ての設定が完璧!
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au WALLETポイント余ってない?
auを利用していると毎月「au WALLETポイント」が貯まります。
このau WALLETポイントは、auを解約すると失効してしまいます。


もしポイントが余っている場合は「au WALLET プリペイドカード」にチャージしておきましょう。au WALLET プリペイドカードは、事前にチャージした分だけ買い物ができるプリペイド式のカードです。
au WALLTEポイントはauを解約すると失効しますが、au WALLET プリペイドカードは解約後も使えます。
解約後にポイントをチャージをすることはできないので、必ずチャージをしてからYモバイルに乗り換えましょう。
auでスマホ本体代金の残債がある場合は、その請求は今後も続く
auのスマホを24回払いで購入し、なおかつ残債がある場合はYモバイルに乗り換えてからも請求が続きます。
解約したauから請求が続きますが、慌てないようにしましょう。
なお、auでスマホを購入する際は「毎月割」などの割引が適用され、スマホ代が安くなります。しかし、途中で解約するとそういった割引が終了し、本体代が高くなる可能性があります。
auでスマホを分割払いで購入した場合は、残債がないかどうかを必ず確認しましょう。
auひかりは継続利用が可能
auのスマホを使っていた人は固定回線として「auひかり」を使っている人も多いと思います。
Yモバイルに乗り換えてからも、auひかりは継続利用することが可能です。
しかし、auひかりとセットにすることでスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」は終了します。
代わりに、Yモバイルはソフトバンクの光回線とセットにすると「おうち割 光セット」が適用されます。
おうち割 光セットが適用されると、Yモバイルの月額料金が500円割引されます。


auひかりも2年または3年縛りがあるので、ひかりを乗り換える場合はくれぐれも違約金には気を付けてくださいね。
まとめ:auからの乗り換えは誰でも簡単にできる!手順に注意点をチェックしてスムーズに乗り換えを完了させよう!
いかかでしたか。今回はauからYモバイルへの乗り換え手順や注意点をまとめました。
ポイント
- auからYモバイルへの乗り換えは4ステップで完了
- auのキャリアメールは使えなくなる
- au WALLETポイントは解約前にプリペイドカードにチャージする
- 本体代の残債がある場合は乗り換えた後も請求がある
- auひかりは継続できるが、ソフトバンクの光回線にするとよりお得
ご紹介してきたように、auからYモバイルへの乗り換えは4ステップで完了します。
もう一度ステップを振り返ってみましょう。
- 利用するスマホを決める(手持ちスマホの場合はSIMロック解除をする)
- auからMNP予約番号を取得する
- Yモバイルを申し込む
- 初期設定を行う
こうしてステップごとにみてみると「なんだ、意外とかんたんじゃん」となりません?
「乗り換え」と聞くと難しそうと不安になりがちですが、ステップごとに丁寧に進めれば失敗することもありません。
ただ、乗り換える際は、必ずウェブの専用ページからキャンペーンを利用して申し込みをしてくださいね!私はここで唯一失敗しましたから(笑)
どうせ乗り換えるんですから、とことん工夫して安く乗り換えちゃってください。
また、auから乗り換える際には注意点や確認事項もあるので、そちらも欠かさず目を通しておいてくださいね。逆に、そういった注意点や確認事項をしっかり理解しておけば、失敗せずにYモバイルに乗り換えられること間違いなしです。
これで一人でも多くの方がスムーズに乗り換えられますように…。
!最新!お得情報

ヤングモバイルはYモバイル正規の取扱店なので安心。
最大20,000円のキャッシュバックで人気の端末がYモバイル公式サイトよりも安く手に入ります。
人気のiPhone SE(第2世代)が月額3,087円~
OPPO Reno3 Aが2,227円~
AQUOS sense4 basicが2,338円~
※全て機種代込
さらに、おうち割光セットを適用すれば以下金額になります。
iPhone SE(第2世代):月額2,593円~
OPPO Reno3 A:月額1,733円~!
AQUOS sense4 basic:月額1,631円~!
※全て機種代込
上記端末を狙っている方はヤングモバイルから申し込みをしましょう。
電話サポートもあるので申し込みや初期設定が不安の方も安心です。